フレッツ光のにねん割が終了!月額料金値上げ?対処法
フレッツ光の「にねん割」が終了することにより、プラン変更を行わない場合の影響と対処法について詳しく説明します。
にねん割終了後の影響
- 月額料金の値上げ
にねん割が終了すると、フレッツ光の月額料金が割引前の金額に戻ります。具体的には、戸建ての場合は770円、集合住宅の場合は110円の値上げとなります。
例えば、戸建てプランでは5,170円から5,940円に、集合住宅プランでは3,245円から3,355円に値上がりします。
- 解約金の発生
にねん割は2年ごとの定期契約であり、更新月以外で解約すると解約金が発生します。戸建ての場合は4,950円、集合住宅の場合は1,650円です。
ただし、転用(光コラボレーションサービスへの乗り換え)を行う場合、この解約金は免除されます。
対処法
- 光コラボレーションサービスへの転用
フレッツ光から光コラボレーションサービス(光コラボ)への転用を検討することが最も一般的な対処法です。
光コラボに転用することで、月額料金が安くなることが多く、プロバイダと回線の対応が一本化されるため利便性も向上します。
転用のメリット
月額料金の削減: 光コラボの方がフレッツ光よりも安い料金設定が多い。
対応の一本化: 回線とプロバイダが一体化されるため、トラブル時の対応がスムーズ。
解約金免除: 転用することでフレッツ光の解約金が免除される。
転用手続き
転用承諾番号の取得: NTT東日本またはNTT西日本から転用承諾番号を取得します。
新しい光コラボへの申し込み: 転用承諾番号を使って希望する光コラボ事業者に申し込みます。
接続設定: 新しいプロバイダ情報でインターネット接続設定を行います。
旧プロバイダの解約: フレッツ光で利用していたプロバイダを解約します。
- 他社回線への乗り換え
フレッツ光以外の回線(例:auひかりやNURO光)への乗り換えも一つの選択肢です。
ただし、この場合は新たな工事が必要となるため、手間と時間がかかります。
手続き
新しい回線サービスへの申し込み: 希望する回線サービスに申し込みます。
開通工事: 新しい回線の開通工事を行います。
固定電話番号のポータビリティ: ひかり電話を利用している場合は番号ポータビリティ手続きを行います。
フレッツ光とプロバイダの解約: フレッツ光と旧プロバイダを解約します。
- メールアドレスの継続利用
他社へ乗り換える際に懸念されるメールアドレスについても、現在利用しているプロバイダでメールアドレスのみ利用するプランに変更することで継続利用が可能です。例えば、OCNでは「バリュープラン」、ぷららでは「ぷらコミ0」などがあります。
結論
フレッツ光のにねん割終了に伴い、そのまま使い続けると月額料金が高くなります。最適な対処法としては、光コラボレーションサービスへの転用や他社回線への乗り換えを検討することです。これにより、月額料金を抑えつつ利便性も向上させることができます。